香川のジャンピングボレー弾は「芸術的」と独誌称賛 2戦連発もチームは3連続ドロー

豪快に先制点を奪うもドルトムントはまたも勝ち切れず

 ドルトムントのMF香川真司が27日の本拠地フライブルク戦の前半9分に、ドイツメディアで「芸術的」と称されるボレーシュートで2試合連続ゴールをゲットした。チームは一度逆転を許すも、試合終了間際の同点ゴールで2-2の引き分けに持ち込んだ。

 2試合連続メンバー外だったエースのガボン代表FWピエール=エメリク・オーバメヤンがスタメンに復帰したドルトムント。前半9分、オーバーラップしたポーランド代表DFウカシュ・ピシュチェクのシュートが相手2人に当たって浮き球になったところ、ペナルティーエリア内にいた香川が右足ボレーシュートで合わせて豪快にネットを揺らした。

 香川は前節ヘルタ・ベルリン戦(1-1)に続く2試合連続ゴールで、今季リーグ戦5得点目。ドイツのサッカー専門誌「キッカー」は、試合速報で香川のゴールを「芸術的」と称した。

 ドルトムントは幸先の良いスタートでリードを奪ったが、同21分に一瞬の隙を突かれてFWニルス・ペーターゼンにゴールを許し、試合を振り出しに戻された。

 1-1で迎えた後半15分には、FWジェイドン・サンチョのスルーパスを受けた香川がエリア内からサイドネットの外側を叩く惜しいシュートを放つなど再びチャンスを演出した。

 

page1 page2 page3

今、あなたにオススメ

トレンド

ランキング