アーセナル移籍で個人合意報道のオーバメヤン 「疑問が浮上」と2戦連続の招集外に

ドルトムント公式ツイッターでツォルクSDの声明発表 「集中できていない」とヘルタ戦に帯同せず

 ドルトムントのガボン代表FWピエール=エメリク・オーバメヤンはアーセナル移籍で個人合意に達していると報じられるなか、2試合連続でクラブから出場停止処分を受けたことが明らかになった。

 ドルトムントは公式ツイッターを更新し、ミヒャエル・ツォルクSDの声明を発表した。

「オーバメヤンはドルトムントで練習を行う。我々は現時点で彼が頭の中で別のことに対応しているという印象を持っている。だから、(試合に)完全に集中できていない状況だ。そこで、彼がベルリンで我々を助けてもらえるかどうか、疑問が浮上している」

 ドルトムントは19日にブンデスリーガ第19節の敵地ヘルタ戦を迎える。ドルトムントの公式ツイッターでは、その声明の数時間前に両軍の予想先発メンバーを発表。4-1-4-1システムのドルトムントは、1トップにはオーバメヤンが入り、インサイドハーフはMF香川真司とMFマリオ・ゲッツェのコンビと予想されていた。

 だが、前節ヴォルフスブルク戦(0-0)でも規律違反によりメンバー外になったオーバメヤンは、アーセナルへの移籍問題で心ここにあらずの状態だという。今季もリーグ戦で15試合13ゴールを奪っているチームの得点源は、2試合連続でメンバー外という懲罰を受けることになった。

【了】

フットボールゾーンウェブ編集部●文 text by Football ZONE web

ゲッティイメージズ●写真 photo by Getty Images

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