ドルトムント幹部がベンゲル監督に怒り オーバメヤン獲得示唆の発言は「失礼だ」

アーセナル入りの可能性をほのめかした発言にツォルクSDが不快感

 MF香川真司の所属するドルトムントのミヒャエル・ツォルクSDは、アーセナルのアーセン・ベンゲル監督がガボン代表FWピエール=エメリク・オーバメヤンについてコメントしたことに不快感を示し、「失礼だ」というコメントとともに怒りを表明した。衛星放送「スカイ・スポーツ」が報じた。

 今冬の移籍市場でチリ代表FWアレクシス・サンチェスの放出が濃厚となっているアーセナル。ベンゲル監督は交渉相手のマンチェスター・ユナイテッドからトレード要員としてアルメニア代表MFヘンリク・ムヒタリアンを獲得することを事実上認めて、話題となっている。

 そうしたなかで、ベンゲル監督は獲得の噂が浮上していたオーバメヤンについて、「チームにフィットするか?」という質問に「イエス」と答えて、獲得の可能性をほのめかす発言をした。このことが、ドルトムント側の怒りを買うことにつながったという。

 記事によれば、ツォルクSDは「我々はこのように他クラブの選手について話すことは失礼だと考えている。アーセナルとはなんのコンタクトもない」と主張。「ミスター・ベンゲルは、自チームの選手のパフォーマンスについて話していれば十分」と、フランス人指揮官の発言を批判した。

 

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