ベンゲル監督がマンUとの“トレード”認める サンチェスとムヒタリアンの移籍は「実現するだろう」

英メディア報道 破談の可能性に言及も、両者の移籍は「私の理解ではイエスだ」

 アーセナルのアーセン・ベンゲル監督が、チリ代表FWアレクシス・サンチェスのマンチェスター・ユナイテッドへの移籍と、トレード要員としてアルメニア代表MFヘンリク・ムヒタリアンを獲得することを事実上認めた。英衛星放送「スカイ・スポーツ」が報じている。

 アーセナルはユナイテッドにサンチェスを放出する代わりに、移籍金とムヒタリアンを要求。そしてクラブ間合意に達し、ムヒタリアンの決断待ちの状況と報じられている。

 サンチェスの移籍について質問されたベンゲル監督は、「私は30年間移籍に携わっている。だから、実現するだろう。しかし、破談となる可能性もある。それが移籍市場というものだ。一線を越えていなければ、実現しないものと認めなければいけない。こういうことは保証など存在しない」と語った。

 そして、ムヒタリアンをトレード要員として獲得するかの質問については、「私の理解ではイエスだ。年俸は問題ではない。これはトレードになる」と話している。

 アーセナルのエースとして最前線で君臨して来たサンチェスを放出する代わりに、移籍金3500万ポンド(約53億円)に加え、ムヒタリアンを獲得すると報じられているなかで、「我々はまだマーケットにいるのか? イエスだ」ともベンゲル監督は語った。

 ドルトムントからガボン代表FWピエール=エメリク・オーバメヤンの獲得交渉も進めていると伝えられるアーセナルは、冬の移籍市場で勝負の時を迎えている。

【了】

フットボールゾーンウェブ編集部●文 text by Football ZONE web

ゲッティイメージズ●写真 photo by Getty Images

page 1/1

今、あなたにオススメ

トレンド

ランキング