メッシ、“宇宙クラス”の圧巻FKに地元紙脱帽 「成層圏を破壊し、世界を驚嘆させた」

ソシエダ戦で2点ビハインドから逆転勝利 ゴールラッシュを締めくくる直接FKが炸裂

 バルセロナは現地時間14日に行われたリーガ・エスパニョーラ第19節レアル・ソシエダ戦で2点ビハインドの状況から4得点を奪い、4-2で勝利した。この逆転劇を締めくくったのはアルゼンチン代表FWリオネル・メッシの鮮やかな直接FK弾だったが、この一撃でキャリア通算のFKゴールがレアル・マドリードのポルトガル代表FWクリスティアーノ・ロナウドと並んだとスペイン紙「ムンド・デポルティーボ」が伝えている。

 バルサはこの日、前半11分、34分に失点して2点のリードを許した。歴史的に分の悪いソシエダの本拠地、鬼門アノエタで敗戦が近づいたかに思われたが、同39分にブラジル代表MFパウリーニョのゴールで1点を返すと、後半にはウルグアイ代表FWルイス・スアレスの鮮やかなループシュートを含む2得点で3-2と逆転する。

 そして同35分にはゴール正面約25メートルの位置で直接FKを得る。キッカーを務めたのはキャプテンマークを巻いたメッシ。左足を一閃したシュートは4枚の壁を超えると急激に落ち、ソシエダのアルゼンチン代表GKヘロニモ・ルジが一歩も動けないゴールで、追いすがる相手の息の根を止めた。

 この鮮やかな一撃に「ムンド・デポルティーボ」紙は、「メッシは成層圏を破壊し、世界を驚嘆させた。ルジはボールを止めるための行動を何も取れなかった」と“宇宙クラス”の一撃だったと脱帽。このゴールによって直接FKでのゴール数を19に伸ばして過去25年間における記録においてロナウドとともにトップタイ(19)に浮上し、自身のゴール列伝に新たな勲章を加えた。

 

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