2ゴール演出のパチューカ本田 指揮官は活躍を確信「一層の潜在能力を見せてくれる」

後期第2節のクラブ・アメリカ戦、CKからアシストを記録するなど2得点に絡む働き

 パチューカのFW本田圭佑は、メキシコリーグ(リーガMX)後期リーグ戦で徐々に存在感を強めている。現地時間13日に行われた第2節クラブ・アメリカ戦、チームは22の引き分けに終わったものの、2得点に絡む働きを見せた。試合後、ディエゴ・アロンソ監督は「潜在能力は高く、それ以上のものを求めたい」とさらなる活躍を求めている。スポーツ専門テレビ局「ESPN」のスペイン語版コンテンツを扱う「ESPNデポルテス」が報じた。

 試合はクラブ・アメリカに先制を許す展開となったが、後半開始直後に本田が右CKのキッカーを務めると、コロンビア代表DFオスカル・ムリージョの同点ヘディングシュートを導くアシストを記録。その後再び1-2とリードを許したものの、後半終了間際の44分に本田が起点となって右サイドを崩し、MFビクトル・グズマンが再びスコアをタイに戻す一撃を決めた。

 後期リーグ初勝利をつかめなかったパチューカだが、指揮官が称賛したのはチームを救ったグズマン、そして本田だった。「グズマンは今日偉大なプレーヤーで、ホンダは中盤のプレーヤーとしてプレーしてもらった」と語る通り、この日の本田は主に2列目右でのチャンス創出で存在感を放った。昨夏に移籍した直後はふくらはぎ肉離れを負ったこともあり、前期リーグは開幕戦から万全とは言い難かったが、コンディション面は上り調子だと見られている。

 

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