バルサ加入のコロンビア代表DF、セレモニーで“裸足の儀式” 現地で話題「異例の行動」

お披露目式でスパイクとソックスを脱ぎ、裸足で両手を掲げたミナをスペイン紙が特集

 バルセロナがブラジル強豪パルメイラスからコロンビア代表DFジェリー・ミナを獲得した。6月18日のロシア・ワールドカップ、グループリーグ初戦で日本代表と激突する強豪国のストッパーが移籍セレモニーで見せたある儀式が話題を呼んでいる。

 ミナは1180万ユーロ(約16億円)の移籍金でバルサに加入した。契約期間は2023年6月30日までの5年半。契約解除に必要な移籍金は1億ユーロ(約135億円)に設定されている。

 本拠地カンプ・ノウで13日にお披露目式が行われたが、ミナのある迷信が話題となっている。「ジェリー・ミナはお披露目式に裸足で飛び出す」と特集したのはスペイン紙「AS」だった。

「高名なバルセロナのユニフォームに初めて身を包んでフィールドに踏み出したが、コロンビアのディフェンダーはスパイクとソックスを脱いでタッチラインに止まった。そして、両手を空に掲げたのだ。23才による異例の行動は迷信によるものだった」

 記事ではこう報じられている。通常ならサポーターへの顔見せの場合、スパイクのまま挨拶し、カメラマンの前でリフティングなどを行うのが一般的。だが、ミナは裸足の儀式を披露した。

 それはコロンビアの伝承だったという。「僕の国には言い伝えがある。自分が制覇したいと願い大地には素足で踏み入れるべしという、ね。いつもそうするんだ。僕はここで成功したいんだ」

 ミナはこう語っている。6月のロシアW杯初戦で、コロンビアと日本は激突する。ミナはロシアでも裸足でフィールドに踏み入るのだろうか。

【了】

フットボールゾーンウェブ編集部●文 text by Football ZONE web

ゲッティイメージズ●写真 photo by Getty Images

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