森保ジャパン、板倉が劇的決勝弾! “ラッキーボーイ”の2戦連発でグループリーグ突破

タイ戦はスタメンを4人変更して挑むも、チャンスをものにできず前半はスコアレス

 森保一監督が率いるU21日本代表は13日、中国の江陰スタジアムで行われたAFC U-23選手権の第2戦でU-23タイ代表と対戦。試合終了間際に板倉滉(仙台)の劇的決勝弾で1-0と勝利し、2連勝でグループリーグ突破を決めた。

 初戦を1-0と勝利して第2戦に臨んだ日本はGKに小島亨介(早稲田大)が入り、3バックの最終ラインには初先発となる原輝綺(新潟)、立田悠悟(清水)、板倉滉(仙台)が並んだ。また中盤は右WBに藤谷壮(神戸)、左WBに遠藤渓太(横浜FM)が入り、神谷優太(愛媛)と井上潮音(東京V)がダブルボランチを形成。最前線には第1戦で途中出場を果たした田川亨介(鳥栖)を据え、右に高木彰人(G大阪)、左に岩崎悠人(京都)が配置された。

 初戦のU-23パレスチナ戦に続き厳しい寒さのなかで行われた一戦は、日本が序盤からボールを支配し、攻め込んでいく展開が続く。前半5分に左サイドで受けた遠藤が中央へのカットインからファーストシュートを放つと、同13分には井上のスルーパスに抜け出した田川が左足のシュートを狙ったが、これは惜しくもゴール左に外れた。セットプレーからもチャンスを創出する日本は、同15分に立田が、同17分には板倉がゴールを狙うも、GKのセーブに遭った。

 前半最大のチャンスは同22分、右から中央へカットインした髙木がシュート性のボールをゴール前に入れると、これをフリーでトラップした田川が至近距離から右足のシュート。しかし、これはミートすることができず、ゴール上に外れてしまった。その後は守備を固めたタイに対してチャンスらしいチャンスを作り出せぬまま、前半をスコアレスドローで折り返した。

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