中田英寿の功績を伊メディア称賛 ローマ“冬の補強”で別格の存在「スクデットを与えた」

過去20年の冬の移籍市場でローマが獲得した選手を紹介 ナインゴランと中田を称える

 サッカー界では冬の移籍市場で活発な移籍交渉が行われているが、イタリアのサッカー専門サイト「トゥットメルカートウェブ・コム」は強豪ローマの過去20シーズンにおける冬の補強を特集。2000年1月に移籍加入した元日本代表MF中田英寿について、「スクデットを与えたのはナカタ」と伝えている。

 特集タイトルは「最高の選手はナインゴラン、スクデットを与えたのはナカタ」として、過去20シーズンの冬の移籍市場でローマに加入した選手たちをリスト化している。ナインゴランは2014年1月に、カリアリから当時の制度であった共同保有権をオプションに加入し、トータルとして1800万ユーロ(約24億円)での移籍となった。そのナインゴランが、冬の移籍市場で加入した選手としてはベストプレーヤーであると評価している。

 その一方で、中田に関してはリーグ優勝に導いた選手であるという点で特別な存在だとされた。

「ペルージャからやってきた日本人は、実際のところはフランチェスコ・トッティと彼の役割の共存で、苦労した。しかし、実際には2001年に獲得したリーグ優勝において重要な交代選手としての役割を果たした。そのシーズンの決定的なゲームとなったユベントス戦で、トッティと交代して出場すると2-2の引き分けに持ち込む仕事を果たした」

 

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