中田英寿は「東洋から来た“キャプテン翼”」 伊メディア「セリエA冬の高額移籍5人」に選出

2000年にペルージャからローマへ約24億円で移籍 「歴代3位の移籍金が支払われた」

 現在、ヨーロッパでは冬の移籍市場が活発に動き、選手たちの移籍が次々に決まっている。そうしたなかで、イタリアのサッカー専門メディア「カルチョメルカート・コム」は、「冬の移籍市場での高額移籍」を特集。現役時代にペルージャからローマへ移籍した、元日本代表MF中田英寿の名前も挙がっている。

 2000年1月に中田が移籍した際、ローマからペルージャに支払われた移籍金は350億リラだった。イタリアの通貨がリラとユーロの過渡期であったこともあり、当時のレートを図りにくい部分はあるものの、現在のレートで日本円にすれば約24億円になる。これは、当時の冬の移籍市場で支払われるものとしては相当な高額だった。

 記事では「東洋から来た“キャプテン翼”には、歴代3位の移籍金が支払われた。何よりも、2001年5月6日のユベントス戦だ。この試合に0-2から途中出場した彼は鮮やかなミドルシュートを決め、さらにヴィンチェンツォ・モンテッラの同点ゴールもナカタのミドルからだ。6月にはローマがリーグ優勝を果たしたが、その大きな力になった」と、高額な移籍金に見合うものになったとしている。

 他には2000年にレアル・マドリードからインテルに移籍した元オランダ代表MFクラレンス・セードルフの500億リラ(約40億円)や、2004年にフィオレンティーナからパルマへ移籍した元ブラジル代表FWアドリアーノと、2013年にマンチェスター・シティからACミランに移籍した元イタリア代表FWマリオ・バロテッリの2300万ユーロ(約31億円)、2011年にジェノアからインテルに移籍した元イタリア代表DFアンドレア・ラノッキアの1850万ユーロ(約25億円)と、合計5人の事例が取り上げられている。

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