欧州を襲った嵐に向けてサッカーボールを蹴り込む動画が各国で話題に

欧州を襲った嵐に向けてサッカーボールを蹴り込む動画が各国で話題に

 強風が吹きすさぶなか、海岸から嵐に向かってボールを蹴ると何が起こるのか。誰もが気になる実験的チャレンジを行ったアイルランド人の動画が大きな話題となり、「信じられない」「嵐のなかでサッカーボールを蹴った時に起こること」など各国メディアで注目を浴びている。

 1月2日に冬の嵐「エレノア」が欧州を襲ったなか、アイルランドの西海岸でとあるチャンレンジに挑んだ男がいた。サッカーの原型とも言われ、アイルランドで国技として人気の「ゲーリックフットボール」の選手であるエアナ・オコーナーだ。地面にそっとボールを置くと、強風が吹き荒れる海に向かって思い切り良く右足を強振。ボールはそのまま海に向かって一直線に飛んだ。

 強い風が吹くなか、ボールは最初こそ海に向かってぐんぐんと進んだ。ところが、ある地点を境に風に押し負けて急ブレーキがかかったとうように勢いを失うと、ぐいっと空高く舞い上がったボールは、急激な弧を描いて戻り始めた。すると、そのまま風に乗って流され、再びキッカーの足元にピタリを収まるという衝撃の展開となっている。

 アイルランド紙「アイリッシュ・インデペンデント」は「嵐のなかでサッカーボールを蹴った時に起こること」と動画付きで報道。また、英紙「デイリー・メール」は「これは嵐“エレノア”がキッカーにボールを戻す瞬間。信じられない動画が撮影された」と驚きをもって伝えている。

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