【サッカー分析講座⑥】シュートにまつわるデータ それを紐解けばスペイン代表の強さが明らかに

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 パスを漠然と回した結果、たまたまシュートチャンスが訪れることもあるかもしれない。だが、相手をどう崩すかという意図が分かると、ワクワクして非常に楽しい。しかし、相手DFはシュートを打たせないために、しっかり守備組織をつくって最後の最後では体を張る。だからそう簡単に楽な形でシュートは打てないものだ。

 シュートをめぐるゴール前の攻防はサッカーの醍醐味の一つだ。今回は知恵を絞り、ハードワークし、技術の粋を結集して、苦労の果てようやく辿り着くシュートというプレーのデータについて考えてみたい。シュートのデータといった時、単にシュート本数だけではない。

●決定率(得点数÷シュート数)、枠内シュート率(枠に飛んだシュート数÷総シュート)

●ペナルティエリア内(外)シュート率(ペナルティエリア内(外)からシュートした数÷総シュート)

●ワンタッチシュート比率(ワンタッチでシュートした数÷総シュート)

●マイボールになってからシュートまでのボールの移動距離、経由人数、時間等

 そのほかにも色々なデータがある。これらのシュートに関するデータからは、チーム戦術やスキル、優れたストライカーの存在が見えてくる。

 

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