2018年第1号ゴールがGKの珍事 約90m“パントキック弾”に海外騒然「あり得ないゴール」

カーマーゼン・タウンGKアイドッチが自陣からのゴールキックで見事にゴール

 ウェールズ1部のウェルシュ・プレミアリーグで、2018年元日にいきなりミラクルゴールが生まれた。ゴールキーパー(GK)がパントキックで高々と前線に蹴り上げたボールは、大きくバウンドすると相手GKの頭上を越えてそのままゴールイン。2018年の第1号ゴールをGKが挙げるという珍事に、海外メディアが「あり得ないゴール」「彼を知っているか?」と報じるなど話題を呼んでいる。

 2018年、一躍時の人となったのは、ウェールズ1部のカーマーゼン・タウンに所属する29歳のGKリー・アイドッチだ。

 1月1日に行われたリーグ第20節のアベリストウィス・タウン戦、0-0で迎えた後半22分だった。カーマーゼン・タウンのゴールキックとなり、アイドッチはパントキックで前線へボールを送り出した。右足を振り抜いた一撃は高々と浮き上がり、中盤にいた両チームの選手たちを追い越して敵陣へ。ペナルティーアーク付近に落下すると、ボールは大きくバウンド。身長189センチの相手GKが下がりながら懸命に右手を伸ばしたが、それをあざ笑うかのように上を通過し、そのままゴールネットを揺らした。

 およそ90メートルのミラクル弾に会場は騒然。味方も次々とアイドッチの下に駆け寄り、29歳の守護神は歓喜の輪の中でもみくちゃにされた。トルコのスポーツ専門サイト「Sporx」によれば、これが同リーグの2018年ファーストゴールだったという。

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