「あそこには行きたくない」 悪童FWバロテッリ、迷走状態の古巣ミランに三行半

仏1部ニースでキャリアを蘇生させたバロテッリが、古巣ミランについて言及

 元イタリア代表のFWマリオ・バロテッリは2016年夏にACミランから仏1部ニースに移籍後にキャリアを蘇生させた。昨季はニースのUEFAチャンピオンズリーグ予備選出場権獲得に貢献し、今季はリーグ6位の10ゴールを記録している。

 一方、古巣のミランは中国人オーナーが買収後、今季2億ユーロ(270億円)以上の強化費をつぎ込んだが、状況は全く好転せず。ヴィンチェンツォ・モンテッラ監督は成績不振で解任され、ジェンナーロ・ガットゥーゾ新監督就任後もリーグ8位と苦しんでいる。

 フィールド内外で問題行動を繰り返してきた悪童ストライカーだが、現在の迷走状態のミランには戻りたくないと三行半を突きつけている。

「オレはミランを愛している。だが、正直に言うと、ミランは現在複雑な状況だ。自分はあそこには行きたくない。みんなミランが低迷している理由を、自分とのせいだと思っていたんだからね」

 衛星放送「スカイ・イタリア」で問題児はそう語ると、次のように続けている。

「ミランには行かないだろう。救世主のように扱われたあげくに、病原菌のように批判された。自分のせいではないの、に。そんなのリスクでしかない」

 

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