東京五輪を目指す森保Jが掲げる“二大ターゲット” 「結果にこだわって戦いながら…」

来年1月にAFC U-23選手権に参戦、高難度のミッションに挑む

 2020年の東京五輪を目指すU-20日本代表の森保一監督が、18日に都内で行われた来年の代表年間スケジュール発表会見に出席し、自国開催の五輪での成功に向けて“二大ターゲット”を掲げた。

 森保監督の下、今月にタイで行われたM-150カップに参戦し、年上となるU-23世代のアジアのライバル国と対戦。決勝ではU-23ウズベキスタン代表に、2-2で突入したPK戦で3-4と惜敗し、森保ジャパンの初陣は準優勝に終わった。

「東京オリンピックまでにはしっかりとしたプロセスを取り組んでいかなければと思っています。私に与えられているタスクは、二つあると思います。一つはもちろん東京五輪での結果。もう一つは選手の育成ということ」

 森保氏は二つのミッションの存在について、一つ目は五輪本大会での結果、そして選手の育成と明らかにしている。

「結果についても、来年2018年U-23アジア選手権から各大会に参加します。そこで結果を求めて、結果にこだわって戦っていきながらチーム作りをしていきたい。もう一つの選手の育成というところ、結果にこだわりながら選手にはカテゴリの代表からA代表に一人でも多くの選手を輩出できるように育成していきたいという風に思っています」

 フローニンゲンMF堂安律、FC東京FW久保建英ら逸材も揃う東京五輪世代は、来年1月9日に中国で開幕するAFC U-23選手権からチーム作りが本格化する。パチューカFW本田圭佑、ドルトムントMF香川真司らに続く、世界でも通じる若きタレントを、勝ちながら輩出する高難度のミッションに挑むことになる。

【了】

フットボールゾーンウェブ編集部●文 text by Football ZONE web

ゲッティイメージズ●写真 photo by Getty Images

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