「なんて才能だ!」 レアル三人衆がテニスボールで圧巻スキル、海外称賛「魔法見せた」

マルセロ、モドリッチ、コバチッチがテニスボールで技術披露、レアル公式が動画を公開

 

 欧州王者のレアル・マドリード(スペイン)は、現地時間16日のFIFAクラブワールドカップ(W杯)決勝で、南米王者グレミオ(ブラジル)を1-0で破り、史上初の大会連覇を成し遂げた。新たな勲章を手にした“白い巨人”だが、タイトルを懸けた決戦を前にレアルの選手たちが披露した華麗な足技が大きな話題を呼んでいる。

 レアルの公式ツイッターは16日にある動画を公開。そこにはブラジル代表DFマルセロ、クロアチア代表MFルカ・モドリッチ、クロアチア代表MFマテオ・コバチッチの三人が登場し、なにやら小さい球体を蹴り合っている様子が映っている。

 三人が巧みにキックしていたのはテニスボールだった。直径約6.5センチのボールを足の甲や側面で華麗に蹴り上げてボールを交換すると、肩、頭、背中でもコントロール。ワールドクラスの選手たちが圧巻のスキルを披露し、その様子を各国メディアも伝えている。

 ポルトガル紙「ア・ボラ」が「マルセロ、モドリッチ、コバチッチがテニスボールで輝きを放つ。彼らのスキルを見せた」と報道。またペルーメディア「la10」は「レアルのスターたちは、テニスボールを20秒間落とさないパフォーマンスを見せた。最も傑出していたのはブラジル人だった」と記し、とりわけマルセロの技術を褒め称えている。

 一方、米スポーツ専門テレビ局「ESPN」も「テニスボールで魔法を見せた。なんて才能だ! レアル・マドリードの天才たちは、足でなんでもできることを証明した」と絶賛。彼らに蹴れないものはないと、最大級の賛辞を送っている。

 リラックスムードでの調整が功を奏したか、レアルはグレミオにシュート1本しか許さないハイパフォーマンスで史上初の大会連覇を達成。モドリッチは見事に大会MVPのゴールデンボールトロフィーに輝き、快挙に華を添えている。

 

【了】

 

フットボールゾーンウェブ編集部●文 text by Football ZONE web

 

ゲッティイメージズ●写真 photo by Getty Images

 

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