森保J、北朝鮮を破っての初勝利に指揮官も安堵 「最善の努力が結果につながった」

4-0と快勝、グループ2位以内を確定

 2020年東京五輪に向けて発足した森保一監督率いるU-20日本代表が11日、U-23北朝鮮代表を4-0で破り初勝利を飾った。

 タイで行われている「M-150カップ」に参戦している日本代表は、初戦のU-23タイ代表との試合に敗戦。グループリーグ2試合目となる北朝鮮との一戦は、勝利だけが求められていた。

 そんな状況で迎えたゲームは、日本が北朝鮮を攻守に圧倒する。前半5分に長沼洋一(モンテディオ山形)が幸先良く先制点を決めると、同15分に上田綺世(法政大)、同37分には井上潮音(東京ヴェルディ)が追加点を奪取。後半は相手が二人の退場者を出すなかで、後半11分に再び上田がゴールを奪って勝負を決定づけた。

 東京五輪に向けたチームを立ち上げてから初の勝利に、森保監督は「選手やスタッフを含めて、この大会に向けて最善の努力をしてきたことが結果につながった。まずはこの試合に勝つことを目標にしていたので、勝てて良かった」と初勝利を喜んだ。

 さらにタイ戦から中1日という難しい状況下で勝利を勝ち取った選手たちには、「多くの選手が変わるなかで、変わらずにトライをし続けてくれた。前の試合よりも決定的な場面を作れていたし、守備のところでは相手に隙を与えずに無失点で抑えてくれた」と賛辞を送っている。

 

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