クラブW杯連覇を狙うレアル、VIP待遇でUAE入りの主将が怪気炎「到着を待ち切れなかった」

セビージャ戦で大勝を飾り、勢いそのままに開催国入り 「良い気分を保っている」

 FIFAクラブワールドカップ(W杯)連覇を狙うレアル・マドリードが、リーガ・エスパニョーラ第15節セビージャ戦で大勝(5-0)を飾った勢いそのままに、クラブW杯開催地UAEへと乗り込んだ。決戦の地アブダビに到着したキャプテンのスペイン代表DFセルヒオ・ラモスはクラブ公式サイトのインタビューで怪気炎を上げている。

 欧州王者の銀河系軍団はUAEの地でもVIP待遇だった。エースのポルトガル代表FWクリスティアーノ・ロナウドの2発を筆頭に、前半だけで5得点を奪って大勝したセビージャ戦から一夜、空路で移動してアブダビの空港に到着。到着ロビーには何十人ものファンが駆けつけたが、現地時間21時に飛行機が着陸すると、選手とスタッフは施設ターミナルを経由して宿泊するホテルへ到着したとスペイン紙「マルカ」が伝えている。

 長旅の疲れも、モチベーション低下の要因とはならないようだ。キャプテンのセルヒオ・ラモスは、到着して早々のインタビューにもこう答えている。

「僕らは到着を待ち切れなかったよ。このタイトルを防衛し、再び勝ち獲る権利がある。ここに来ることだけですら名誉なことだ。僕らはフライト後の適応をしなければいけないし、6度目のクラブW杯制覇のために闘わないといけない。大きな野心と情熱を持って向き合っていきたいと思う」

 今季序盤戦、レアルはリーガで勝ち切れない試合が続き、首位バルセロナから勝ち点を離されている。そのなかで復調しつつあるが、キャプテンは「セビージャ戦後もとてもモチベーションが高いし、良い気分を保っている。攻守のバランスと一貫性を保ち続けないといけない」と話した。

 13日に行われる準決勝は浦和レッズを破った開催国王者アルジャジーラ(UAE)との一戦となるが、慢心は全くないようだ。

【了】

フットボールゾーンウェブ編集部●文 text by Football ZONE web

ゲッティイメージズ●写真 photo by Getty Images

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