マンチェスター・ダービーへ、モウリーニョ監督が口撃 シティの“ダイブ攻撃”に事前警告

首位シティ、勝ち点8で追走のユナイテッドが激突 試合に向けてモウリーニョ節が炸裂

 マンチェスター・ユナイテッドのジョゼ・モウリーニョ監督は、現地時間10日のマンチェスター・シティとの因縁のダービー戦を前に、宿敵のある傾向を口撃。前哨戦の火蓋は切って落としている。英衛星放送「スカイ・スポーツ」が報じた。

 今季14勝1分と無敵の首位シティに対して、勝ち点8差で追走中のユナイテッドを率いる名将はまずシティに対して突如手放しで称賛を始めた。

「彼らは良いチームだ。守備も良い。ボールを失った後の反応も良い。攻撃でも良いダイナミックさを持っている。クリエイティブな動きもできる。アメイジングな選手に、ファンタスティックな監督。良い部分がたくさんある」

 かつてレアル・マドリードを率いたモウリーニョ監督は、同じくスペインのライバルクラブであるバルセロナを率いていたシティのペップ・グアルディオラ監督とは仇敵の間柄。クラシコではペップ監督のアシスタントコーチに背後から歩み寄り、目潰しを食らわせた前科もある。ライバルチームについて、モウリーニョ節が炸裂した。

「私がもしも彼らについて気に入らないことを質問されるなら、彼らが簡単に体勢を崩すことなんだ。知っていると思うけれど、ちょっとしたふうで彼らは倒れるんだ」

 天敵相手の誉め殺しの数々は、この一言を際立たせるためのものだったようだ。イングランド代表FWラヒーム・スターリング、MFフェルナンジーニョらシティの選手はシミュレーションで今季対戦相手から批判されている。

 負ければ勝ち点11差に開いてしまう敗北の許されない伝統のマンチェスター・ダービー。モウリーニョ監督は相手のダイブ攻撃で不利を被らないよう、先制“口撃”を仕掛けて警告を発したようだ。

【了】

フットボールゾーンウェブ編集部●文 text by Football ZONE web

ゲッティイメージズ●写真 photo by Getty Images

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