アジア王者の浦和、クラブW杯初戦でアルジャジーラと互角の攻防 0-0で後半へ

勝てばレアルとの準決勝 興梠が決定機迎えるも枠外に外す

 浦和レッズは9日のFIFAクラブワールドカップ(W杯)初戦で、開催国代表のアルジャジーラ(UAE)との一戦に臨み、前半をスコアレスで終えた。

 浦和は中盤にMF矢島慎也を起用してMF柏木陽介との“ダブル司令塔”システムでこの一戦に臨んだ。立ち上がりからボールを上手くコントロールしてゲームを進める浦和に対し、名将ヘンク・テン・カテ監督が率いるアルジャジーラは、守備時に5バックになる守備的なシステムで臨んだ。

 ゲームをコントロールする浦和がポゼッション率を高め、両サイドにも背後のスペースにも選手が進出しながら攻撃を仕掛けた。そうしたなかで前半28分、DF遠藤航のパスを右サイドで受けたFW武藤雄樹が縦に突破すると、ゴール前を横切るクロスを供給。ファーサイドでフリーになったFW興梠慎三が決定機を迎えたが、これをゴール上に外してしまった。

 逆に浦和は同35分、相手CKの二次攻撃で左サイドから上がったクロスを、ファーサイドのDFファイエスにヘディングで叩かれたが、GK西川周作のファインセーブで難を逃れた。

 全体的に見れば、大会初戦の堅さもなくスムーズに入った浦和は、前半を0-0で終えた。

【了】

フットボールゾーンウェブ編集部●文 text by Football ZONE web

ゲッティイメージズ●写真 photo by Getty Images

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