ハリルJにアウェーの洗礼!? W杯チケット予約数をFIFA発表、日本と同組国トップ10入り

初日で131万枚以上の予約 コロンビア、ポーランドが上位10カ国入り

 FIFAは来年6月に開催されるロシア・ワールドカップ(W杯)の入場券販売の受付を5日からスタート。わずか24時間で131万8109枚もの大量予約があったことを公式サイトで発表した。同時に、ハリルジャパンにとってはグループリーグで“アウェーの洗礼”を受ける可能性が浮上している。

 大会で最も高いチケットは、決勝戦のカテゴリー1で6万6000ルーブル(約12万5000円)。逆に、最も安価なのはグループリーグにおけるカテゴリー4の1280ルーブル(約2400円)となっている。

 現在、チケットはFIFA公式サイトで独占販売。記事によれば購入者の内訳はホスト国のロシアが34%を記録し、アルゼンチン、ペルー、メキシコ、アメリカ、コロンビア、ブラジル、モロッコ、エジプト、中国、ポーランドが初日の国別予約数トップ10だったと発表されている。アメリカと中国は代表チームがW杯出場権を逃しているが、サッカー人気の高さを証明する結果となった。

「組み合せ抽選会による興奮がスパークし、世界中の興味の第二波をもたらした」

 記事ではこのように分析しているが、初日の売り上げトップ10には奇しくも日本代表と同じグループHで6月19日の初戦で激突するコロンビアとポーランドもランクイン。すでにライバル国のサポーターたちはチケットを押さえ始めており、ハリルジャパンはロシアで“アウェーの洗礼”を受けることになるかもしれない。

【了】

フットボールゾーンウェブ編集部●文 text by Football ZONE web

ゲッティイメージズ●写真 photo by Getty Images

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