欧州5大リーグ「21歳以下の選手市場価格」でトップ逆転 スイス調査機関が順位発表

ブラジル代表FWジェズスが1憶ユーロ突破、独代表MFサネが3位浮上

 スイスのサッカー専門調査機関「CIES Football Observatory」は欧州5大リーグ(イングランド、スペイン、イタリア、フランス、ドイツ)でプレーする21歳以下の選手を対象として、その市場価値を独自のアルゴリズムで算出。トップ100までをランキング形式で紹介している。前回トップだったイングランド代表MFデレ・アリ(トットナム)を抜き、フランス代表ストライカーがトップに躍り出た。

 上位20位までを見ていくと、前回9月1日に行われた調査データとの比較で131%アップの4280万ユーロ(約57億円)で19位に入ったMFダニエル・セバージョス(レアル・マドリードの)や67%アップの5260万ユーロ(約70億円)で13位のMFフェデリコ・キエーザ(フィオレンティーナ)、87%アップの6630万ユーロ(約83億円)で10位のDFダビンソン・サンチェス(トットナム)といった選手のブレイクが目立っている。

 さらに上位では、マンチェスター・シティのブラジル代表FWガブリエル・ジェズスが前回から105%アップと市場価値を2倍以上として6位にジャンプアップ。大台1億ユーロを突破し、1億840万ユーロ(約144億円)と推定された。

 バルサ移籍後に怪我で戦線離脱したフランス代表MFウスマン・デンベレは13%ダウンの1億2040万ユーロ(約160億円)で前回2位から4位に転落。ペップ・グアルディオラ監督の指導の下で1億2450万ユーロ(約166億円)まで価値を上げたドイツ代表MFレロイ・サネが3位に浮上している。

 

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