実戦復帰が迫る柴崎、ヘタフェの練習で軽快な動き クラブ公式が動画公開

約2カ月半のリハビリを経て復活の瞬間が近づく

 ヘタフェのMF柴崎岳は、9月16日のリーガ・エスパニョーラ第4節バルセロナ戦(1-2)でスーパーボレーシュートを決めたものの、その試合で左足甲を負傷し戦線離脱した。その後、約2カ月半にわたってリハビリに取り組んでいたが、クラブ公式ツイッターに投稿された動画では、練習に復帰している様子が収められている。

 現地時間30日に、ヘタフェはスペイン国王杯4回戦のアラベス戦に臨む。それに向けた練習について、現地時間28日に更新された同ツイッターでは「(エスパニョール本拠地の)RCDEスタジアムでの昨日の試合後、チームはすでに木曜日のアラベスとの国王杯第2戦に向けて準備を始めている」と記している。

 そしてメッセージとともに、ヘタフェの練習の様子が動画で公開されている。そこには柴崎が合流し、フィジカルトレーニングやロンド(鳥かご)をチームメイトとともに行う姿がはっきりと捉えられている。

 チームを率いるホセ・ボルダラス監督は、エスパニョール戦を前にした会見で「ガクはまだリハビリ期間にある。とはいえ彼は身体の動きはいいものを見せている。全体練習に加わるのはあと数日かかる」と話し、復帰を急がないことを示唆していたが、この日のトレーニングに合流したことで、コンディション面が上がっていることが明確になった。アラベス戦、もしくは12月に控える好調のバレンシア戦、もしくは日本代表MF乾貴士を擁するエイバル戦での復帰に向けて、順調に調整を進めているようだ。

【了】

フットボールゾーンウェブ編集部●文 text by Football ZONE web

ゲッティイメージズ●写真 photo by Getty Images

 

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