【28日のJ移籍動向】G大阪黄金期を支えたGK藤ヶ谷が現役引退 元神戸DF近藤の熱い退団コメントも話題に

FC大阪を退団の近藤 「運命よそこをどけ、俺が通る」

 J1ガンバ大阪は28日、GK藤ヶ谷陽介の現役引退と2選手のユースからの昇格、前橋育英高校DF松田陸の獲得を発表した。

【一覧】J1・J2・J3リーグ「退団・戦力外選手&新加入選手」

 36歳の藤ヶ谷はアジアユース、ワールドユース代表の守護神を務めるなど世代屈指の能力を秘めたGKだった。2005年にコンサドーレ札幌からガンバ大阪へ移籍すると、毎年コンスタントに出場機会を獲得し続け、G大阪の黄金時代を支え続けた。

 また、JFLのFC大阪はDF近藤岳登とMF高橋周也の2選手の退団を発表している。ヴィッセル神戸でも活躍した近藤は、クラブを通じて発表した熱いコメントが話題となっている。

「水戸ホーリーホックをクビになり、引退も考えた自分に、もう一度大好きなサッカーをさせてくれるチャンスを与えてくれた、吉本興業とのマネージメント契約、軟骨移植手術とその手術にかかる費用も全て負担してくれた、自分のやりたい全てのチャレンジを快く応援してくれた、給料泥棒のような自分に、常に敬意を持って接してくれた、このチームに、心より感謝を伝えたいと思います。 本当にありがとうございました!」と感謝を述べた上で、最後に「Jリーガーになりたい、日本代表になりたい、W杯で優勝したい、サッカーで大金を稼ぎたい、そんな夢を諦めきれず悪あがきする大好きな仲間達。お前ら頭も悪い、顔もブサイク、サッカーもヘタクソ、だけど、最高だ!! マジで楽しかったよ! ありがとな! まだまだ近藤岳登の挑戦は終わらない! 『運命よそこをどけ、俺が通る』」と、挑戦し続ける選手たちを勇気づけるコメントを残した。

 その他に同日、藤枝が9選手、讃岐が2選手、琉球が6選手の退団を発表し、岡山はGK木和田匡の現役引退、富山がFC岐阜からFW瀧谷亮の獲得を発表している。

【一覧】J1・J2・J3リーグ「退団・戦力外選手&新加入選手」

【了】

フットボールゾーンウェブ編集部●文 text by Football ZONE web

ゲッティイメージズ●写真 photo by Getty Images

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