ACL制覇の浦和DF槙野、レアルや本田が待つクラブW杯へ 「まずは一つ勝たないと…」

激闘から一夜明けても浮かれた様子なく「レアルやパチューカと言われますが…」

 浦和レッズの日本代表DF槙野智章は、AFCチャンピオンズリーグ(ACL)の優勝を決めて一夜明けたトレーニングを終えると、来月のFIFAクラブワールドカップ(クラブW杯)に言及。槙野は「まずは一つ勝たないと」と浮かれた表情は見せなかった。

 浦和は25日にホームの埼玉スタジアムでアル・ヒラル(サウジアラビア)に勝利し、クラブとして10年ぶり2回目のACL優勝を果たした。これにより、来月にUAEで開催されるクラブW杯への出場が決まった。浦和は同大会で初戦を突破すれば、準決勝で欧州代表のレアル・マドリード(スペイン)と対戦。トーナメントの逆の山には本田圭佑が所属する北中米カリブ海代表のパチューカ(メキシコ)がいる。決勝はもちろん、3位決定戦や5位決定戦などで対戦する可能性もある。

 それだけに、槙野にはレアルや仲の良さが伝わる本田との対戦が期待されるが、そうした声に対して「皆さんにレアルどうですか? と昨日から聞かれるんですが」と槙野は切り出し、真剣な表情を見せた。

「レアルやパチューカと言われますが、まずは一つ勝たないといけない」

 

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