香川の技巧とドルト戦術が合致せず海外メディア惜しむ 「輝けるアイデアを示したが…」

CLトットナム戦に1-2と敗れグループステージ敗退が確定

 ドルトムントは現地時間21日に、UEFAチャンピオンズリーグ(CL)第5節の本拠地トットナム戦に1-2と敗れ、未勝利のまま3位以下が確定しグループステージ敗退が決まった。この試合では守備陣が再び崩壊。米スポーツ専門テレビ局「ESPN」では、スペイン代表DFマルク・バルトラに公式戦2試合連続の落第評価が与えられる一方、4試合連続スタメンのMF香川真司については「序盤に数多くの輝けるアイデアを示したが…」と惜しんでいる。

 出口の見えないトンネルの中をさまようドルトムントは、忠誠心の厚いサポーターから大ブーイングを受けた。昨季8強に進出したCLで、1試合を残して2分3敗でグループステージ敗退が確定。リーグ戦もここ5試合を1分4敗と、チームは完全に負のスパイラルに陥っている。

 この試合で単独の最低点を与えられたのはバルトラで、落第点の3点という低評価となった。寸評でも「最近のスペイン人にとってポジション確認はストロングポイントとは言えないようだ。フィジカル能力の欠如とともに、バルトラはあまりに最終ラインで無防備となってしまっている。(トットナム攻撃陣から)もっと酷い罰を受けたとしてもおかしくはなかった」と厳しく批判されている。

 17日のリーグ第12節シュツットガルト戦(1-2)では、GKビュルキに至近距離から強いバックパスを送り失点を招いていた。不安定なチーム状況は、バルトラのパフォーマンスと負の相乗効果を生み出してしまっている。

 

page1 page2

今、あなたにオススメ

トレンド