浦和の槙野、アル・ヒラル主力FWの負傷離脱に警戒感 「彼のためにと絆が深まる」

ACL決勝第1戦で負傷交代の相手FWカルロス・エドゥアルドの重傷が判明

 浦和レッズのDF槙野智章は、25日にホームで迎えるAFCチャンピオンズリーグ(ACL)決勝第2戦、アル・ヒラル(サウジアラビア)戦を前に、相手の中心選手であるブラジル人FWカルロス・エドゥアルドが出場不可能な重傷だったことを受けて、「僕らに置き換えれば、絆が深まる」と警戒心をより一層高めた。

 槙野は18日の敵地初戦にセンターバックでフル出場。日本代表の欧州遠征2連戦にフル出場してからの強行軍で、中3日のゲームというハードスケジュールだったが、地上戦、空中戦のデュエル勝率で相手を圧倒するなど守備面で存在感を発揮。敵地初戦を1-1の引き分けで乗り切る大きな力になった。

 帰国してホームでの第2戦に向けて本格的なトレーニングをスタートさせたが、槙野自身は「帰ってきて、少しゆっくりできましたから、心身ともにリフレッシュできました。厳しいアウェーでしたけど、チームのために身を削って戦うことができました。最低限の結果を残せたと思います」と、気持ちを新たにしている。

 そうしたなかで、相手のキーマンであるブラジル人FWカルロス・エドゥアルドは、第1戦で負傷交代していたが、アル・ヒラルの公式ツイッターが膝の前十字靭帯断裂でリヤド(サウジアラビア)に戻って検査することを伝えている。しかし槙野は、それについてむしろ警戒感を強めた。

 

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