J2リーグ「平均観客数ランキング」を発表! “リーグ平均超え”は22チーム中8チーム

4000人を切ったのは3クラブ、1万人超えは松本と名古屋

 J2リーグは19日に最終戦の第42節を終え、首位の湘南ベルマーレと2位V・ファーレン長崎の自動昇格が決まった一方、3位名古屋グランパス、4位アビスパ福岡、5位東京ヴェルディ、6位ジェフユナイテッド千葉の4チームがプレーオフで残る一枠を懸けて争う。リーグ戦の全節を終えたなか、全22チームの2017シーズン「ホーム平均観客動員数ランキング」を発表する。

 まず、今季全22チーム全体のホーム平均観客数は「6970人」で、2016シーズンの「6946人」から微増。総人数は昨季「320万9051人」から今季「321万9936人」と約1万人が増えている。

 平均観客数4000人を切った下位3クラブはカマタマーレ讃岐、ザスパクサツ群馬、愛媛FCだ。J3自動降格圏のリーグ戦最下位となった群馬は、J2ラインセンスを保持する栃木SCがJ3(残り2節で現在2位)で2位以内となれば降格となる。またリーグ戦2位の長崎、同5位の東京Vは躍進を遂げたが、観客動員数では前者が14位の5941人、後者が12位の6206人とやや集客で苦戦を強いられた。

 リーグ平均観客数を上回ったのは22クラブ中8クラブのみ。プレーオフ圏のリーグ6位に食い込んだ千葉は、観客動員数でも3位の9983人と健闘。一方、2大人気クラブはリーグ8位の松本山雅FCと同3位の名古屋だ。前者は観客数1万2146人で2位、後者は1万5365人で栄えある1位に輝いている。

 なお前年比で最も人数が減少したのは、J1から降格した福岡でマイナス3307人。一方、最も増加したのはFC岐阜でプラス1315人だった。

 

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