英メディアが次世代プレーメーカーに注目 ピルロ&シャビの「後継者候補6人」とは?

ベルギー代表MFは「早熟タイプのピルロ」、香川と仲の良いチームメイトも高い評価

 元イタリア代表MFアンドレア・ピルロと元スペイン代表MFシャビ・エルナンデス。2017年は二人の偉大な司令塔がスパイクを脱ぐ年となる。希代のプレーメーカーの後継者が現れるか否かは、サッカー界全体にとっても今後の注目の一つだが、英サッカー情報サイト「90min」スペイン語版では、「ピルロとシャビにとって代わる6人の逸材」を紹介している。

 1人目として挙げられているのは、ベルギー代表MFユーリ・ティーレマンス。11月シリーズの国際親善試合メキシコ戦と日本戦には未招集だったものの、10月のロシア・ワールドカップ(W杯)欧州予選では招集を受けるなど、将来を嘱望される存在だ。国内屈指の名門アンデルレヒトで頭角を現すと、今夏に2300万ユーロ(約30億1300万円)でモナコに加入。パスセンスと広い視野は「早熟タイプのピルロのようだ」と称されている。

 2人目は日本でも馴染みのある名前であろう、ドイツ代表MFユリアン・バイグルだ。MF香川真司とドルトムントで共闘し、仲の良いチームメイトとしても知られる22歳は、2015-16シーズンに加入して以降すでにチームの骨格を成している。

「おそらくシャビやピルロより守備面での役割に注目されている」と同記事ではプレースタイルを分析。よりバランスを取るタイプと前置きしながらも、「シャビのようにパスでゲームを作る能力や連動性を無視することはできない」と高い評価を与えている。

 

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