“修理屋”ラニエリがイタリア代表新監督に興味 祖国の危機に提唱「変革が必要」

仏1部ナントのラニエリ監督が、ヴェントゥーラ代表監督の後任の一人に浮上

 フランス1部ナントのクラウディオ・ラニエリ監督が、ジャンピエロ・ヴェントゥーラ監督の解任で空座となったイタリア代表監督の座に興味を示した。衛星放送「スカイ・イタリア」が報じている。

 イタリア代表はロシア・ワールドカップ(W杯)予選欧州プレーオフでスウェーデンに2戦合計0-1で敗退。1958年のスウェーデン大会以来、60年ぶりに本大会出場を逃す屈辱を味わった。

 クラブレベルでも目立った成功を収めていなかったヴェントゥーラ監督は、選手起用や拙い采配でイタリア国内から批判が殺到。予選敗退にも自ら辞任は申し出ず、イタリアサッカー連盟(FIGC)から解任される状況に国民から怒りを買っていた。

 今季途中にバイエルンの監督を解任された名将カルロ・アンチェロッティ氏が最有力候補と報じられるなか、2015-16シーズンにFW岡崎慎司が所属するレスターを率いて、“奇跡の優勝”を成し遂げた「ティンカーマン」(修理屋)ことラニエリ監督も候補の一人として浮上した。

「自分がイタリア代表監督になるのか? 私は検討することになるだろう。だが、私だけの問題ではない。ナントと契約があるので、会長と話す必要があるね」

 

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