英2部ブレントフォードのFWモペイが「99％決められる場面」でまさかのシュートミス

　イングランド2部で信じられないミスが発生した。相手GKが飛び出し、がら空きのゴールにはDFが一人だけ。これ以上ない絶好のチャンスで、シュートを枠内にさえ打ち込めないまさかの凡ミスに、英メディアは「ミス・オブ・ザ・シーズン」（今季最悪のミス）と報じている。

　サッカー史に残るかもしれないミスが起こったのは、イングランド2部のカーディフ対ブレントフォード戦だった。

　敵地に乗り込んだブレントフォードの2点ビハインドで迎えた後半39分だった。前線から猛然とプレッシャーをかけ、ペナルティーアーク付近でボールを奪取。FWオリー・ワトキンスが飛び出してきた相手GKを引きつけて、中央のFWニール・モペイにパスを送る。この時点で、目の前のゴールはがら空き。トラップしている間にDF一人が戻ってきたが、ドリブルで間合いを詰めたモペイはゴール左を狙ってシュートを放った。

　しかし――。ボールは無情にもポストのわずか左を通過。まさかのシュートミスを犯したモペイは、思わず天を仰いだ後、ユニフォームをかぶって顔を隠して悔しがった。試合はそのまま0-2で終了したが、このゴールが決まっていたら、同点のチャンスも生まれていた可能性もあり、各国メディアも反応している。