監督が記者に「黙れ!」4連発の“ブチ切れ会見”が話題 英メディア「史上最高の激怒か?」

アルジェリア代表のマジェール監督が、質問した記者に激昂 隣に座るマフレズも唖然

 こんなブチ切れ記者会見を見たことがあるだろうか。アルジェリア代表を率いるラバー・マジェール監督は、15日の中央アフリカ戦に3-0と勝利した後の記者会見で、ある記者の質問に対して激怒した。

 記者会見ではアルジェリア代表MFリヤド・マフレズ(レスター)が、地元記者から「代表チームの最近の調子は?」と質問されると、答えようとした瞬間に指揮官が「リヤド、少しいいか」と腕をつかんで制止。そこからは指揮官の、炎の独演会となった。

「ジュブールさん、お前はこの国の記者だが、代表の敵だ。私は公式の発言をしている。みんな聞いてくれ。私は皆さん全てに敬意を払っているが、こいつだけは別だ。尊敬できない」

 壇上で記者を指差しながら激怒。質問を続けようとした記者に「黙れ! 黙れ! 黙れ! 黙れ!」と4連発。指揮官のあまりの剣幕に、隣に座るマフレズは唖然とするしかなかった。

 そして、「引退しろ。次の世代に仕事を譲れ!」と記者に引退勧告まで展開していたジュブール記者の質問には頑として答えずに、「次の質問お願いします」と記者会見を無理やり続行させた。

 マジェール監督の激昂ぶりを海外メディアも報じており、英公共放送「BBC」も「記者会見における史上最高の激怒か?」と特集している。アルジェリアは来年のロシアW杯出場権を逃している。監督と報道陣の関係も良好とは言えないのかもしれない。

【了】

フットボールゾーンウェブ編集部●文 text by Football ZONE web

ゲッティイメージズ●写真 photo by Getty Images

 

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