前FIFA会長のブラッター氏に新スキャンダル 元米女子代表GKがセクハラ行為を主張

ホープ・ソロが2013年1月のバロンドール表彰式での“ボディタッチ”を激白

 FIFA(国際サッカー連盟)汚職事件において組織的な不正疑惑の中心人物とされ、捜査を受けているゼップ・ブラッター前会長に、美人GKへのセクハラ疑惑という新たなスキャンダルが発生している。

 セクハラ被害を主張したのは、元アメリカ女子代表GKホープ・ソロだ。ソロ自身も数スキャンダルを起こしてきた人物とはいえ、その実力に疑いの余地はなく、女子ワールドカップで2大会連続最優秀GKに輝くなど数々の表彰を受けてきた。

 その中で、ソロが2013年1月のバロンドール表彰式に出席した際に起きた出来事を、ポルトガル誌「エクスプレッソ」のインタビューで激白した。

 記事によれば、ソロは「ステージに上がる直前に、私は彼(ブラッター氏)からボディタッチを受け、そこに座るように要求された。完全にショック状態になってしまってけれど、友人であるアビー・ワンバック(元アメリカ代表FW)に最高の賞が与えられる瞬間であり、乗り越えなければならなかった」と話しているという。

 ブラッター氏は事務所を通じて「バカげた主張だ」と完全否定。しかし、汚職に加えてセクハラ疑惑まで噴出し、“FIFA歴代最悪の会長”という汚名は晴れることがなさそうだ。

【了】

フットボールゾーンウェブ編集部●文 text by Football ZONE web

ゲッティイメージズ●写真 photo by Getty Images

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