「強固な守備を打開した」 ブラジルの若き怪物ジェズスが激白、ハリルJの“攻略法”

「守備的にすごくオーガナイズされている」日本に最後尾から攻撃を組み立てて打開

 ブラジル代表は10日にフランス・リールで行われ日本代表との国際親善試合で3-1と快勝。チームの3点目を奪った若き怪物FWガブリエル・ジェズス(マンチェスター・シティ)は試合後、日本の守備について感想を述べるとともに、その“攻略法”も明かした。

 FWネイマール(パリ・サンジェルマン)、DFマルセロ(レアル・マドリード)のゴールで2-0とリードを奪って迎えた前半36分だった。MFウィリアン(チェルシー)からボールを受けたダニーロ(マンチェスター・シティ)がクロスを入れると、ジェズスが確実に蹴り込み、流れるようなパスワークでゴールを陥れた。

 ジェズスは「日本代表は強いし、戦術的に良い代表チームだ。クオリティーの高い選手たちが揃っていて、特に、守備的にすごくオーガナイズされている。僕らブラジルにとって、最終的なスコア以上に難しい試合になった」と試合を振り返った。個の力で勝るブラジルだが、どのように突破口を見出したのか。弱冠20歳のストライカーは、“日本対策”が奏功したと語る。

「僕らは日本の強固な守備を、最後尾から攻撃を組み立てることで、打開していったんだ。GKからセンターバックへ、センターバックからサイドバックへ、もしくは二人のボランチへ。そこから攻撃的MFへ。そして、僕らにボールが届くというふうに。美しい形になったと思うよ」

 

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