闘莉王がハリルJに緊急提言 ブラジル戦完敗を招いた“高校生レベル”の3つのミスとは

「W杯初戦であんなミスが起きてしまったら…」

 混戦のW杯南米予選を首位通過、世界最速で本大会出場を決めるなど、バヒド・ハリルホジッチ監督も「現在、世界最強」と認めるカナリア軍団に対して守備的なアプローチを採ったはずが、ディフェンスリーダーのPK献上でゲームプランは早々に崩れてしまった。

「あれは親善試合だから良かったかもしれない。W杯の初戦であんなミスが起きてしまったら、そこで大会は終わってしまう。もし、あのミスでW杯が終わってしまったらあまりにもキツイと思う」

 日本はその後、防戦一方となり、前半だけで3失点を喫した。先制点以外も個人のミスの集積だと闘莉王は話す。2失点目は前半17分、DFマルセロに利き足とは逆の右足で鮮やかなボレー弾を叩き込まれた。しかし、直前にMF井手口陽介(ガンバ大阪)が滑ってクリアが小さくなり、中央にいたマルセロに“アシスト”する形になってしまった。

「2点目は井手口のクリアに問題があった。クリアは絶対に外側にしなければいけない。キックに自信があったのかもしれないけれど、いくらクリアミスだったとしても、真ん中にはクリアしてはいけない」

 

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