空前絶後の「J1昇格プレーオフ」争い ラスト2枠を最大5チームで争う混戦を制すのは?

長崎のJ1自動昇格、福岡と名古屋のPO出場が決定 残り2枠を最大5チームで争う

 今年の流行語大賞候補を拝借すれば、“空前絶後のJ1昇格プレーオフ争い!”という状況だ。J2第41節の第1日が11日に行われ、V・ファーレン長崎のJ1初昇格、現時点で3位のアビスパ福岡、4位の名古屋グランパスの昇格プレーオフ出場が決定した。その一方で、最終節にプレーオフ進出残り2枠となる5位、6位を最大5チームで争う可能性がある。

 まずは、11日終了時点でのJ2上位の順位表は以下の通りだ。

<自動昇格圏>

1位:湘南 勝ち点82/57得点・35失点/得失点差22☆

2位:長崎 勝ち点77/55得点・40失点/得失点差15☆

<プレーオフ圏内>

3位:福岡 勝ち点73/53得点・35失点/得失点差位18

4位:名古屋 勝ち点72/83得点・65失点/得失点差18

5位:徳島 勝ち点67/70得点・43失点/得失点差27

6位:東京V 勝ち点67/62得点・48失点/得失点差14

<プレーオフ圏外>

7位:松本 勝ち点66/61得点・44失点/得失点差17

8位:千葉 勝ち点65/68得点・57失点/得失点差11

9位:横浜FC 勝ち点62/58得点・46得点/得失点差12※

(☆は昇格決定、※は12日に試合)

 大混戦を生む要素となったのは、ジェフユナイテッド千葉の猛追だ。京都サンガに0-2で破れた第35節終了時点では勝ち点47の12位にとどまっていたチームが、翌節ファジアーノ岡山戦から連勝街道に乗った。そして今節の名古屋戦でも、後半戦に入って得点量産中のアルゼンチン人FWラリベイが2ゴールを挙げるなど、敵地で勝ち点3を確保した。

 

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