ネイマールが日本戦後の会見で涙 指揮官の“擁護発言”に感極まる「時に間違ったことも…」

ブラジル代表のチッチ監督が教え子のネガティブ報道に言及

 ブラジル代表FWネイマールは、3-1で勝利した10日の日本代表戦後の記者会見にチッチ監督とともに出席した。そこでは自身の境遇について話が及び、涙する一幕があった。

 ネイマールは今夏にバルセロナからパリ・サンジェルマン(PSG)へ移籍。2億2200万ユーロ(約290億円)という高額の移籍金もあり、大きな注目を集めた。しかし、加入後にはウルグアイ代表FWエディンソン・カバーニとPKキッカーの座を巡って口論を繰り広げたことや、ウナイ・エメリ監督との衝突が伝えられるなど、ネガティブな話題でメディアから批判されている。

 スペイン紙「マルカ」によれば、会見でチッチ監督は「もしよければ、私からネイマールについてコメントさせてくれ」と切り出して教え子を擁護した。

「私たちは1年半ともに仕事をしてきた。ネイマールの性格や、ドレッシングルームにおける影響力の大きさのせいで、チッチとの間に大きな問題があるという話は聞き飽きた。我々の関係は完璧ではない。我々は人間だからだ。時には間違った反応をすることもあり、それは私のキャリアの中で経験してきた。それは間違いか? 考慮すべき事情はたくさんあって、一般論ではなく、慎重に対応しなければいけない」

 

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