「お風呂でもボロクソ言われた」 長友佑都が告白、鉄人誕生の陰に天才レフティーあり

「毎日のように教えてくれていた」 恩人の一人として中村俊輔の名前を挙げる

 日本代表は10日、フランスのリールでブラジルと国際親善試合を行う。この試合で代表通算100試合出場を期待されているのが、インテルDF長友佑都だ。大台に乗れば日本のサイドバック史上初、日本代表では7人目の偉業となる。そんな長友が誰よりも尊敬して止まないのが天才レフティーの存在だ。「厳しく指導してもらった」と懐かしそうに当時を振り返っている。

 FC東京に在籍していた2008年、当時日本代表を率いていた岡田武史監督に初招集されると、同年5月24日の国際親善試合コートジボワール戦で代表デビューを飾った。当時21歳の若武者は先発に抜擢されると、がむしゃらに走り続けて存在をアピール。相手チームを率いていたバヒド・ハリルホジッチ監督の前で1-0勝利に貢献した。

 その一歩を皮切りに99試合まで代表出場歴を伸ばしてきた長友は、自身を作り上げた恩人の一人として元日本代表MF中村俊輔(ジュビロ磐田)の名前を挙げている。

「俊輔さんは、僕が当時代表に入ったばかりの時から厳しく指導してもらった。遠くを見ること、上がるタイミング、止まることの大事さ、それを僕に毎日のように教えてくれていた」

 まだ右も左も分からない状態の長友に、中村は自身の経験を踏まえて様々な教えを施したという。それはピッチ上だけにとどまらず、合宿中のある場所でも“特別授業”が行われていたと明かす。

 


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