ブラジル代表、10日の日本戦へ「本気モード」 出場危ぶまれるネイマールも笑顔で練習

試合会場で前日トレーニング、パウリーニョやマルセロら主力クラスも精力的に汗を流す

 チッチ監督率いるブラジル代表が、10日の日本代表戦を控えた現地時間9日10時から会場となるフランス1部リールの本拠地スタッド・ピエール=モーロワ(収容5万186人)で前日トレーニングを行った。

 負傷により出場が危ぶまれていたFWネイマール(パリ・サンジェルマン)をはじめ、MFパウリーニョ(バルセロナ)やDFマルセロ(レアル・マドリード)ら主力が精力的に汗を流し、時折笑みを覗かせるなど朗らかな雰囲気のなか、ウォーミングアップのパス回しを開始。10分程度体を動かした後、ゴールライン際でダッシュを繰り返して徐々にトレーニングのギアを上げた。冒頭15分のみの公開となり、以降は非公開となっている。

 ブラジル側の関係者は「チッチ監督にとっても負けられない一戦。選手にとっても生き残りを懸けたアピールが必要で、日本戦は本気モード」と明かす。もっとも、ブラジル代表は10日の日本戦後、14日にロンドンで強敵イングランド代表との対戦を控えており、万全の状態とは言えないネイマールが出場するかは不透明な情勢となっている。

【了】

大木 勇(Football ZONE web編集部)●文 text by Isamu Oki

フットボールゾーンウェブ編集部●写真 photo by Football ZONE web

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