6戦連続先発の長友が後半途中交代 接触プレーで足痛めるもインテル広報「心配には及ばない」

トリノと1-1ドロー 後半23分に相手と交錯した際にピッチに倒れる

 インテルの日本代表DF長友佑都は5日、ホームのサン・シーロで行われたセリエA第12節トリノ戦に先発出場。相手DFとの接触プレーがきっかけとなったのか、後半31分に途中交代となった。試合は1-1ドローに終わったが、ハリルジャパンの一員として臨む10日のブラジル戦と14日のベルギー戦に向けて一抹の不安を残している。

 4-2-3-1システムの左サイドバックとして先発した長友は、後半31分にMFマルセロ・ブロゾビッチとの交代でピッチを退いたが、その8分前に相手DFロレンツォ・デ・シルベストリとの接触プレーで、足を痛める素振りを見せた。

 フィールド内でアイシングなどの治療を受ける一幕もあった長友について、インテルの広報は試合後「故障者についてはチームドクターが連絡する手はずだが、ドクターからは何も言われていない。心配には及ばないだろう」と説明した。

 長友は今季、序盤戦こそベンチを温める試合があったものの、熾烈なSBレギュラー争いを勝ち抜き、第7節のベネベント戦(2-1)から6試合連続で先発出場を続けている。ハリル監督も日本代表メンバー発表の席上で、「みんなで祝福しなければいけないのは長友佑都ですね。出れば100試合目になります。長友は我々にとって本当に誇りで、素晴らしい選手だ。いつも勝利に飢えている」と信頼を口にしていた。

トリノ戦後の長友はミックスゾーンを通らずにスタジアムを後にした。大事には至っていないが、日本代表合流に向けて一抹の不安を残している。

【了】

フットボールゾーンウェブ編集部●文 text by Football ZONE web

ゲッティイメージズ●写真 photo by Getty Images

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