近年のレスター新戦力FWで際立つ岡崎の存在感 英誌「彼以上に成功した選手はいない」

今夏シティからレスターに加入したイヘアナチョ、期待に応えられずに苦戦

 レスター・シティといえば、イングランド代表FWジェイミー・ヴァーディと日本代表FW岡崎慎司の2トップが絶妙のコンビネーションを発揮し、2015-16シーズンにプレミアリーグ初優勝を果たしたことが記憶に新しい。それ以降には、アルジェリア代表FWイスラム・スリマニ、ナイジェリア代表FWケレチ・イヘアナチョなど大金を投じて新たなストライカーを獲得してきたが、現地メディアはレスターが飛躍を見せるここ3シーズンで岡崎以上に成功を収めた新戦力FWはいないと指摘している。

 英誌「フォー・フォー・トゥー」は今夏にプレミアリーグのクラブに新加入した選手の中で、期待に応えられていない8人の選手を特集している。その中にレスターが移籍金2500万ポンド(約38億円)を投じてマンチェスター・シティから獲得したイヘアナチョが含まれた。

 21歳の逸材はここまで公式戦9試合で2得点。リーグ戦では7試合で0ゴールと苦しんでいる。昨季、ポルトから3000万ユーロ(約40億円)で加入したスリマニもヴァーディや岡崎の牙城を崩し切ることはなかった。そんなレスターの補強について記事では次のように記されている。

「レスターはタイトルを獲得して以降、新しい選手を馴染ませるのに苦戦している。なかでもイヘアナチョは他に比べて手を焼いている。ジェイミー・ヴァーディは間違いなくフォクシーズ(レスターの愛称)に必要不可欠な選手で、前線ではシンジ・オカザキ以外に成功した選手を見つけられていない。現実的には、レスターの監督が考えるのはヴァーディかイヘアナチョという選択で、勝負に勝つのは一人だ」

 

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