岡崎に新ライバル出現 先発抜擢の21歳に識者、元選手も注目「特別な存在になれる」

サイドハーフで先発出場したグレイは今季リーグ戦初ゴールで貴重な追加点

 日本代表FW岡崎慎司が所属するレスター・シティは、クロード・ピュエル新監督の初陣となった29日のリーグ第10節・エバートン戦で2-0と快勝した。この試合で先発に抜擢され、ゴールを決めたU-21イングランド代表MFデマライ・グレイには「光り輝いた」「特別な存在になれる」といった称賛が集まっている。先発落ちとなった岡崎にとって、新体制でまた一人強力なライバルが台頭した。

 レスターはマイケル・アップルトン暫定監督が指揮を執った前節スウォンジー戦(2-1)からスタメンを2人変更。岡崎とMFマーク・オルブライトンが外れ、グレイとU-21イングランド代表DFベン・チルウェルが両サイドハーフに起用された。

 新生レスターは前半18分にグレイのパスを受けたアルジェリア代表MFリヤド・マフレズの右からの折り返しをイングランド代表FWジェイミー・ヴァーディが押し込んで均衡を破った。同29分には、グレイが左サイドからカットインしてシュート。相手DFのクリアミスも乗じてそのままゴールネットに収まり、貴重な追加点を挙げた。21歳のアタッカーは、今季9試合目の出場でリーグ戦初ゴールとなった。

 2得点に絡んだグレイについて、英衛星放送「スカイ・スポーツ」で解説を務める識者たちから絶賛が集まっている。前クリスタル・パレス監督のアラン・パーデュー氏は「グレイは今日、光り輝いていた」と以前から注目の存在だったと語っている。

 

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