“極東の地”Jリーグで奮闘する「サムライ・エスパニョール」をスペイン紙が特集

J1昇格争いの真っ只中にいる長崎、徳島、東京Vのスペイン選手&監督に脚光

 今シーズンのJ2も、J1昇格争いが佳境を迎えている。その争いに絡んでいるV・ファーレン長崎、徳島ヴォルティス、東京ヴェルディに共通するのはスペイン人の選手、もしくは指揮官がいるという点だ。この状況にスペイン紙「AS」は、昇格争いに絡んでいる3クラブ、そして他クラブのスペイン人選手の動向を取り上げている。

 まず言及したのは、現在3位につけて自動昇格圏内も見据える長崎だ。クラブにはMFミゲル・パジャルドとFWファンマの二人が在籍している。スペイン国内外の各チームを渡り歩いた両者は、今季から長崎に加入。バレンシアでプレーしていたパジャルドは出場機会に恵まれていないものの、アラベスなどに所属経験のあるファンマはその体格を生かしたプレーで10ゴールと、チーム得点王の働きを見せている。

 続いて紹介されているのは、プレーオフ圏内を分かつ6位と7位に勝ち点60で並んでいる徳島と東京Vの指揮官だ。徳島のリカルド・ロドリゲス監督はオビエド生まれで、U-17サウジアラビア代表を経てジローナなどスペイン国内の指導者を歴任。タイ経由で今季から徳島を率いていることを紹介している。

 一方のセルタ、レアル・ソシエダ、ビジャレアルなど国内屈指の強豪を率いたこともあるミゲル・アンヘル・ロティーナ監督は、「歴史ある東京ヴェルディ」を指揮していると描写。またアシスタントコーチとしてイバン・パランコ氏、そして今季途中からビジャレアルBに所属経験のあるFWカルロス・マルティネスも起用されていると記している。

 

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