不発のドルト香川、海外メディアが辛口評価 クロスバー直撃弾が「唯一のハイライト」

CLアポエル戦で痛恨1-1ドロー フル出場の香川はチームワースト2位タイの厳しい採点

 日本代表MF香川真司の所属するドルトムントは、17日のUEFAチャンピオンズリーグ(CL)第3節の敵地アポエル戦に1-1で引き分け、決勝トーナメント進出が厳しい状況となっている。現地番記者による試合採点は全体的に厳しいもので、香川はワースト2位タイの厳しい評価を下されている。

 ドルトムントは後半17分に、守護神GKロマン・ビュルキのパスミスから失点。同22分に香川、DFマルセル・シュメルツァー、MFマリオ・ゲッツェとつないで左サイドを崩してDFソクラティス・パパスタソプーロスがヘディングで同点弾を決めたものの、勝ち越すことはできなかった。同24分にはカウンターから香川が右足でミドルシュートを放つも、クロスバーを直撃して得点にはならなかった。

 米スポーツ専門テレビ局「ESPN」では、現地番記者による採点が公開された。10点満点で香川はワースト2位タイの3点。「遠距離からのシュートがクロスバーを叩いた69分が、この日本人の唯一のハイライト。不十分だった」と厳しく採点されている。

 ノーゴールに終わり、存在感も希薄だったFWピエール=エメリク・オーバメヤンが最低評価となる2点。失点につながる痛恨のパスミスを犯したGKビュルキとMFユリアン・ヴァイグルが香川と同じ3点。同点ゴールのソクラティスが単独トップの6点だった。

 同時刻に行われた同グループのレアル・マドリード対トットナムも1-1の引き分け。この両チームが勝ち点7で並び、ドルトムントとアポエルが同1となった。ブンデスリーガでは首位を走るドルトムントだが、CLでは決勝トーナメント進出が厳しい状況に追い込まれている。

【了】

フットボールゾーンウェブ編集部●文 text by Football ZONE web

ゲッティイメージズ●写真 photo by Getty Images

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