メッシがジダン風ルーレット技の“被害者”に アトレチコの闘将DFが魅せた圧巻スキル

アトレチコDFゴディンが華麗な回転技を披露、そのままカウンター攻撃を展開

 アルゼンチン代表のバルセロナFWリオネル・メッシは、妻アントネラさんの第3子妊娠が先日報じられたが、14日のリーガ・エスパニョーラ第8節アトレチコ・マドリード戦で相手選手が繰り出した妙技の“被害者”となっていたことが話題となっている。

 試合は前半21分、スペイン代表MFサウール・ニゲスの一撃でアトレチコが先制し、終盤までそのまま推移。しかし後半37分、バルサのウルグアイ代表FWルイス・スアレスが同点弾を叩き込み、1-1の引き分けに終わった。

 注目のシーンは、1-1で迎えた後半40分に訪れた。メッシが勝ち越しゴールを狙って相手ゴール前にドリブルで切れ込み、エリア内のブラジル代表MFパウリーニョへパス。リターンを受けようとメッシが走り込むも、ボールがややずれてしまう。先に反応したアトレチコの闘将DFディエゴ・ゴディンは、球際でボール奪取を図ろうとしたメッシを視界に捉えつつ、華麗な回転技を披露。そのままボールを持ち運び、カウンター攻撃へとつなげた。

 ウルグアイ代表の31歳DFが魅せた圧巻スキルに、イタリア衛星放送「スカイ・イタリア」は「試合の最後の数分で考えられないことが起きた。ゴディンはジダンを模倣した美しいルーレットでメッシを翻弄。みんなを驚かせた」と報道。一方、ベルギー紙「7sur7」は「メッシがゴディンのルーレットで当惑。観客を驚かせることができるのは、バルサの芸術家だけではない」と称賛している。

 天才メッシを翻弄した闘将DFの華麗なルーレットは注目を浴び、大きな反響を呼んでいる。

【了】

フットボールゾーンウェブ編集部●文 text by Football ZONE web

ゲッティイメージズ●写真 photo by Getty Images

 

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