CL“崖っぷち”のドルトムント 必勝態勢の第3戦、独誌は香川をスタメン予想

2連敗で迎える敵地アポエル戦 香川は直前のリーグ戦RBライプツィヒ戦は欠場

 日本代表MF香川真司の所属するドルトムントは、現地時間17日にUEFAチャンピオンズリーグ(CL)第3節でアポエル(キプロス)と敵地で対戦する。2連敗と早くもグループステージ突破に黄色信号が灯るなかでの重要なゲームとなる。週末のリーグ戦では出番なしに終わった香川に、出番は訪れるのだろうか。

 グループHのドルトムントはトットナム(イングランド)、大会2連覇中の王者レアル・マドリード(スペイン)に連敗を喫して迎える第3戦となる。決勝トーナメント進出を考えれば、ここで勝ち点3を落とすことは許されない状況で、アウェー戦とはいえ確実に勝利が求められる。

 ペーター・ボス監督はどのようなメンバーを選択するのか。ドイツ誌「キッカー」が予想するスタメンはGKビュルキを筆頭に、DFトルヤン、ソクラティス、バルトラ、ザガドゥ、MF香川、ヴァイグル、ゲッツェ、FWヤルモレンコ、オーバメヤン、フィリップの11人。2-3で敗れた14日のRBライプツィヒ戦から3人の入れ替えがあると予想されている。

 クラブ公式サイトが公開した先発予想でも、リーグ戦から3人の入れ替えが予想されている。GKビュルキ、DFトルヤン、ソクラティス、バルトラまでは共通しているが、左サイドバックに負傷離脱していた主将DFシュメルツァーが復帰する可能性が浮上。中盤はヴァイグルのアンカーにゲッツェ、そしてMFダフードの名が記されている。香川はゲッツェとポジションを争うことになると見られている。3トップはここでもヤルモレンコ、オーバメヤン、フィリップとなった。

 香川は9月30日の敵地アウクスブルク戦(2-1)で、月間ベストゴールにも選ばれた芸術的なループシュートを決めた。9月は公式戦4試合で2得点1アシストと調子を上げている。代表戦直後のRBライプツィヒ戦では出場機会がなかったが、負けられない一戦でボス監督から出番を与えられるのだろうか。

【了】

フットボールゾーンウェブ編集部●文 text by Football ZONE web

ゲッティイメージズ●写真 photo by Getty Images

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