マンU不発の“元7番”、レアル移籍の願望表明 「いつかプレーできると信じている」

今季リヨン加入のデパイが地元オランダ誌で目標を語る

 リヨンのオランダ代表FWメンフィス・デパイは、2015年夏に加入したマンチェスター・ユナイテッドで栄光の背番号7を与えられながらも期待された活躍を見せることができず、現在はフランスのリヨンでプレーしている。23歳のウインガーは今、欧州王者レアル・マドリードでのプレー願望を明かしている。オランダ誌「De PSV-Supporter」のインタビューで明かした。

 デパイは2014-15シーズンにオランダのPSVで得点王となる活躍を見せ、夏の移籍市場で名門マンチェスター・ユナイテッドに加入。近年ではデイビッド・ベッカムやクリスティアーノ・ロナウドら錚々たる顔ぶれが伝統のエースナンバー「7」を与えられ、大きな期待を背負った。

 しかし、加入当時に指揮を執っていたルイス・ファン・ハール前監督、後任のジョゼ・モウリーニョ監督の信頼をつかみ取ることはできず、今年1月にリヨンへ活躍の場を求めていた。プレミアリーグでは成功を収めることができなかったデパイだが、将来的なスペイン行き、それも現欧州王者でのプレーを夢見ているという。

「僕はレアル・マドリードでプレーできると信じている。それが目標だ。いつになるか? それは神のみぞ知ること。彼は僕を助け、そしてそこ(レアル)へ連れて行ってくれるだろう」

 デパイはこう語っているという。23歳の若武者は高みを見据えているが、胸に抱いたその夢を実現させることはできるのだろうか。

【了】

フットボールゾーンウェブ編集部●文 text by Football ZONE web

ゲッティイメージズ●写真 photo by Getty Images

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