柴崎の全治は「1カ月半から2カ月」とヘタフェ監督が明言 ハリルJ欧州遠征参戦は絶望的か

左足第五中足骨の骨折で手術 ボルダラス監督がレアル戦前日会見で状態について言及

 ヘタフェの日本代表MF柴崎岳は左足第五中足骨の亀裂骨折により手術を受けたが、長期離脱が確実と見られている状態について、ヘタフェのホセ・ボルダラス監督は全治「1カ月半から2カ月」と明言。日本代表がブラジル、ベルギーと対戦する11月の欧州遠征参加は絶望的な状況となっている。

 柴崎は9月16日のリーガ・エスパニョーラ第4節バルセロナ戦(1-2)に先発出場し、前半39分には左足のダイレクトボレーでスペイン1部で初得点となるゴラッソを決めた。しかし、その後に左足を負傷して途中交代するアクシデントに見舞われていた。

 手術を受けた柴崎は、10月の日本代表2連戦も招集を見送られた。スペインメディアでは、すでに最長で12月上旬までの離脱になると報じられていたが、スペインメディア「テレマドリード」によれば、指揮官が14日のレアル・マドリード戦を前に、柴崎の全治は「1カ月半から2カ月」になると明かしている。加入直後からヘタフェの中核を担っていただけに、チームにとっては大きな打撃となりそうだ。

 日本代表はロシア・ワールドカップに向けた強化試合として11月10日にブラジル、14日にベルギーと対戦するが、柴崎の招集は事実上消滅したと言えそうだ。FIFAランキング上位国と対戦できる貴重な連戦で、アピールの場としても絶好の場となるだけに、柴崎にとっては大きな機会損失となりそうだ。

【了】

フットボールゾーンウェブ編集部●文 text by Football ZONE web

ゲッティイメージズ●写真 photo by Getty Images

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