ミランCEOは「サッカーについて何も知らない」 伊クラブGMが痛烈に批判

モンテッラ監督がかつて率いたカターニャのロモナコGMが、ファッソーネCEOに噛みつく

 ACミランは今季開幕前の移籍市場で、中国人オーナーが2億ユーロ(約265億5000万円)以上の補強費を投じ、チームを刷新したが、現在リーグ戦4勝3敗で7位。大型補強の成果はまだ出ていない。ヴィンチェンツォ・モンテッラ監督の解任報道も後を絶たないなか、大型補強で陣頭指揮を執ったマルコ・ファッソーネCEOが、同業者から「サッカーについて何も知らない」と批判されている。

 インテルとのミラノダービーを週末に控えるイタリアサッカー界は、盛り上がりを見せている。11選手を補強したミランだが、シーズン前半戦でまだ安定感を見せることができておらず、モンテッラ監督の周囲も騒がしくなっている。

 そんななか、2011-12年シーズンにモンテッラ監督が指揮した現セリエC所属のカターニャの強化責任者が、ミランのファッソーネCEOを痛烈に批判している。

「インテルとミランはとてもデリケートな試合になるだろう。簡単な予測が困難なダービーになる」

 地元ラジオ局「ラジオ・インコントロ・オリンピア」で語ったのは、ピエトロ・ロモナコGMだった。かつて元日本代表FW森本貴幸(現・川崎フロンターレ)を獲得した強化責任者の舌鋒は鋭かった。

 

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