「W杯予選で散った11人」を海外紙選定 ワールドクラスの名手が来夏”傍観者”に…

「マルカ」紙が本大会を「ソファーに座って見ることになるだろう11人」を紹介

 ロシア・ワールドカップ(W杯)は、出場32カ国中23カ国が決まった。アルゼンチン代表FWリオネル・メッシ(バルセロナ)、ポルトガル代表FWクリスティアーノ・ロナウド(レアル・マドリード)らは本大会出場の道を最終節で切り開いたが、あえなく予選敗退となった選手も多い。スペイン紙「マルカ」は、「来年のW杯をソファーに座って見ることになるだろう11人」という、皮肉のこもったタイトルで紹介している。

 アトレチコ・マドリードに所属するGKヤン・オブラクは、24歳にして2度のサモラ賞(リーガ・エスパニョーラのシーズン最少失点GKに贈られる賞)を獲得。欧州でも有数の守護神として知られるが、母国スロベニアは混戦のグループFで4位に終わっている。

 最終ラインから中盤にかけてのワールドクラスも点在している。守備的ポジションならどこでもこなす究極のマルチロール、オーストリア代表DFダビド・アラバ(バイエルン)、抜群の闘争心と運動量を見せるチリ代表MFアルトゥーロ・ビダル(バイエルン)もそれぞれ欧州予選グループD4位、南米予選6位に沈んだ。

 サプライズとなったチリの敗退では、FWアレクシス・サンチェスもロシアの地で見られなくなった選手の一人。アーセナルからの移籍を噂され続けるストライカーは、UEFAチャンピオンズリーグにも今季出場できないなど、散々なシーズンとなっている。

 

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